小力。
2016年 02月 29日
Hironobu さん ブラックサンダー号。
結局ミッション降ろしました。
周辺の汚れを奇麗にしようとすると、『降ろしたほうが早い』
になっちゃうのです。
画像の順番がメメントしとりますが、このままいきます。
(順番が逆さまです)。
せっかく降ろしたので、この状態で組みました。
シール類など新品にして組み付け中。。。
ギア類は問題ありませんでしたが、一応内部のベアリング等も分解点検。
問題無しでしたよ。
続いてスポークの張り替え。
ホイールハブを新品にして、ステンレススポークで張り替え調整。
振れ 0.6mmで完了。
この仕事。
あまり頻度が無いので、コツを忘れた頃に作業依頼が入り、
思い出した頃に完了するパターンを繰り返しております。
ですので、前後ホイールでの作業は2本目の方が断然早く終わります。
(当社比2倍)
パンクみっけ。
スピードメータドライブユニット。
違うのが付いとりました。。
問題のリベラキックキット。
薄型で良く出来ているのですが。。。
クラッチ調整が難航を極めるのです。
つまり、ちゃんとクラッチが切れるようにすると、クラッチが滑る。
スベらないようにすると、クラッチが切れない。。
ジレンマです。
長州小力の『切れてないっすヨ、』が頭をよぎります。
調整中にクラッチケーブルにトドメを刺しました。。。
ケーブルは切れましたが、わたしはキレてはイケマセン。
きれてないっすよきれてないっすよ。。。
小力を頭に浮かべて、深呼吸。
あきらめて内部構造にメスを入れます。
ざっくりまとめると。
アームの作動角が狭い。
クラッチケーブルが引く距離に対して、
連動するランプのプッシュロッド突き出し距離が短い。
です。
前者は少しの加工ですむのですが、プッシュロッド問題は苦労しました。
多分10回以上は分解、組み付け調整、作動確認を繰り返しました。。。
(5回目から数えるのヤメました。)
何とか落としどころを見つけましたが、明らかに設計ミスですなー。
キック機能は良いので、残念!
by caffeinmotorcycle
| 2016-02-29 13:27
| Repair