本当に寒いですね。
皆様は風邪とか引いていませんか?
私は、もう何年も風邪を引いておりません。
『アホは風邪引かへん。』を地でいっています。
最後に引いたのが、いつだったのかも思い出せません、、、。
頭のメモリーは、ハーレーと陰謀とエロで満タン状態の今日この頃。
皆様は、いかが休日をお過ごしでしょうか。

1978 FXE (Kenji's Frisco)
腰下のベアリング合わせの続きです。
現状の内径をボアゲージで計測。
コンロッドの時と同じく、シャフトとベアリング、そしてクリアランスを計算して目標値を算出します。

44.48mm を目指して拡大加工。
少し研磨しては、計測。その繰り返しでございます。
硬くて削れないからといって横着すると、楕円になったり、削り過ぎたりします。

ばっちり完了です。まん丸ですよ。
次回はカムカバーのブッシュの打ち替えとリーミングの予定です。

はい。次です。
1976 FLH
オイルポンプを分解。
問題ありませんな。

クランクケースを分解します。
次回は、残りの腰下を全分解して、各部の計測の予定です。
Kenji's Frisco の一歩手前の作業ですな。

はい、はい。次。
1968 FLH
タペットローラー粉砕でエンジンを全分解しましたが、被害も少なくて良かったです。
フライホイール廻りを洗浄します。
鉄粉などは皆無でしたよ。(やっぱり、Negishi さんがすぐにエンジン停止させたのが良かった。)

分かる方は分かると思いますが、このエンジン、S&S のサイドワインダーでございます。
こちらはほとんど摩耗していませんので、洗浄して再組付になります。
コンロッドに付着している水色の物は汚れではなくカラーコードかなにかでしょう。
純正のカムギア廻りにも付いていて、部品の情報ですので落としてはなりません。
ここで、スプロケットシャフトベアリングを引っこ抜いていないことに気付き、しばし中断。

ベアリングをはずして、クランクの芯だし調整です。
左右のシャフトの付け根にダイヤル(ダイアル?)ゲージを設置して、振れを取り除く作業です。
マニュアルの公差(許容範囲)は、0.025mm
もちろんベストは 0.00mm で、毎回それを目指して猛アタックしております。
(ちなみに過去最高記録は、1948 WL の両端 0.01mm です。)
丸2日の猛アタックの結果は、、、。
両端 0.01mm でした。(自己ベスト更新ならず。う〜ん残念。)
公差内に収めつつ、片方のシャフトを 0.00mm にするのは割と出来るのですが、両方となると難しすぎます、、、。
ピニオン側 0.00mmースプロケ側 0.025mm とかになっちゃいます。
ただ、0.005mm や、ゼロクランクを組んでしまう手練ショップさんも居られるので、不可能では無いはず。
何かちょっとしたコツのような気がします。